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やってしまいがちな会議での失敗を、次の成功に変える3つの方法
2017年 02月 20日

ビジネスマンや社会人にとっては、会議は避けては通れない仕事の一環として存在します。
ところが、お客様との商談や、日々のルーティンワークをこなすことには何の苦労も感じないのに、会社の会議となると、どういう訳か気乗りがせずに不本意な結果に終わってしまう方も多いのではないでしょうか?
会議で失敗してしまっても、それを次回の糧にすればよいのです。どう切り抜けていけばいいのか、3つの失敗例を挙げて考えてみる事に致しましょう。
目次
【失敗1】会議の進行とは全然違うことを考えていて、不意に当てられてしまった
【解決策】あなたは会社を代表する顔であるという自覚をもって、次の会議に出席すること
【失敗1】会議の進行とは全然違うことを考えていて、不意に当てられてしまった

決して、会議をおろそかにするような気持ちはなかったかもしれません。
でも、会議の中身にあまりにも興味を持てなかったり、「なぜ自分がこの会議に参加しなければいけないのか?」という疑心でいっぱいになってしまったり......気づけば心は上の空。
会議の進行を全く聞いておらず、参加者の体をなしていない状態になっていることも。
そのような状態の時に当てられてしまったら、しどろもどろの発言になるか、ウソの言い訳でその場を誤魔化すかのどちらかになるでしょう。
しかし、これではいけませんよね。
いかにあなたにとって内容が退屈であったり、専門外であったりしても、会議に出席しているからには、会社の顔としての自覚と責任を考えなければなりません。
【解決策】あなたは会社を代表する顔であるという自覚をもって、次の会議に出席すること
本来、会社が行う会議に、一つとして無駄なものはないはずです。
そもそもあなたは会社に雇われている従業員。あなたの態度が会社のイメージに直結します。
もし今回の会議でイメージダウンにつながるような行動を取ってしまったのなら大いに反省して、次回からは二度と同じ振る舞いをしないよう心がけましょう。一度くらいの失敗であればその後の挽回次第でダーティ・イメージは取り返せるはずですよ。
【失敗2】数字を出せないまま、営業会議を向かえてしまった

営業マンにとっては、月に一度ほど開かれる営業会議に臨むのは、あまり気が進まないこともあるでしょう。
数字が順調な月ならばいいですが、目標よりも大幅に実績を落としていようものならば、生きた心地がしません。議事進行役の上司やら、部長クラスの面々から矢継ぎ早に怒号を浴びせられるんじゃないかと心配でたまらないことでしょう。
会議=怒られるもの、という固定観念が芽生えてしまったら、会議の度に気持ちが憂鬱になってしまうことも起こり得るでしょう。
どうして自分に合っていない営業の仕事をやっているのだろう?と今さらながら思ってしまい、毎日に嫌気がさしてくるかもしれませんね。
【解決策】叱責を恐れすぎていませんか?経験を積んで自信をつけよう!
会社の幹部たちが営業マンに求めていることは、もちろん毎月の予算の達成です。
しかし、上司の人たちもこれまで同じ営業畑を歩いてきて今のポストに就いている人たちです。そうそう毎月、予算を達成できる人間がいるとは思っていません。
しかし、社会人になってまだ間のない社員にとっては、目標必達しなければ、自分はこの会社にとって要らない人間なのではないか?という疑心暗鬼が生じてきたりもします。
それもそうでしょう。会議の場に限らず、上司と顔を合わせれば数字の進捗具合を細かく聞かれ、思わしくない結果を報告すれば叱責され......これでは心が折れてしまうのも無理はないかもしれません。
しかし、会社員となって営業の仕事に進んだ者は皆、同じ辛さを味わっているのです。その辛さを乗り越えることができた人だけが、会議においても堂々とした発言が出来る訳なのです。
では、堂々とした発言ができるようになるにはどうしたらいいのでしょうか?
答えは、時間と経験をどれだけ積むかということに集約されるでしょう。
まず、あなたが自身の受け持っている数字に対して、真剣になることから始まります。
真剣になれれば、得意先の要望や要求が素早く正確に読み取れるようになり、あなたの動きは無駄がなくなってきます。スピーディーかつ、タイムリーな行動が出来るようになります。そして数字というものを論理的に捉えられるようになります。上司が聞いても納得できる説明をあなたは出来るようになるという訳なのです。
ここまでのレベルになるためにはそれなりの時間と経験が必要になってきます。人間は同じ失敗を繰り返さないように学習することができる生き物なのですが、そのスピードには個人差があります。半年で到達できる人もいれば、1年、2年とかかる人もいるだけなのです。
今、受けているしんどさを「試練」と思って踏ん張り、ときには上司にアドバイスを求めれば、必ずや上司たちが納得してくれる人間に成長できますよ。
【失敗3】会社を批判する発言をしてしまった

つい口を滑らせて、会社を批判するような発言をしてしまった......。場の雰囲気もどんよりとしてしまったことでしょう。
とにかく言ってしまった後が問題です。全体に対する影響を心配して後悔しているのか、それとも堂々と批判ができることにむしろ誇りを持ってしまって、勝ち誇ったように振る舞ってしまっているのか。
前者と後者では気持ちのありようが大きく違っていますね。
【解決策】会社に不満があるのなら、言う場所と相手を考えよう
仕事への不満や上司への不満などが蓄積し、自暴自棄となってしまい思わず会議の最中に口をついて出てしまった。心情はこのようになるでしょうか。
しかし、理由はどうであれ言い訳も言い逃れも通用しません。その場で潔く謝りましょう。
あなたの気持ちがどうであれ、皆がいる前で会社の批判・悪口を言ってしまうことは、その場にいる全員のモチベーションやパフォーマンスに作用するのです。
もしその場ですぐに謝罪できなかった場合は、あなたに大きな心の負担が襲ってきます。後から後から後悔の念に苛まされるものです。次の日にでも、「その節は......」と誤ることをおすすめいたします。
本当に不満が蓄積していてどうしようもない気持ちであるなら、時間を作って上司と直接話し合うべきでしょう。蓄積した不満を不適切なタイミングでうっかり漏らさないために重要なことです。
会議の場は、会社の方向性や戦略・戦術を練り上げるための前向きな場であるべきです。
もし、自分が後ろ向きの衝動にかられていたとしても、グッとこらえましょう。あなた自身の信用を落とすことに繋がってしまいます。
まとめ~会議での失敗を次の機会に生かそう

会議においてありそうな失敗と、その解決策について紹介してまいりました。
もし会議で失敗してしまったからといって、慌てふためくことはありません。
失敗は失敗として謙虚に受け入れて、反省すれば、次のチャンスで挽回することはいくらでも可能です。失敗からどれくらい学んで成長したかというところも、きっと見ていてくれる人がいるはずですよ。
会議での失敗で落ち込んでしまったときは、一度基本に立ち戻ってみるのもオススメです。
以下のコラムも参考にしてみてください。
