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講習会を成功させるための完全ガイド!企画から実践までのステップ
2024年 05月 31日
自己のスキルアップの場として人気を集めつつある講習会。しかし最近、学ぶことは一人で完結することが増えてきました。そんな中、なぜ講習会は人気なのでしょうか。今回は講習会がどういうモノなのか、メリットも踏まえ、講習会を開催するための流れをまとめました。講習会を開催する際には、ぜひ参考にしてみてください。
目次
■講習会とは?
誰しも一度は「講習会」を耳にしたことがあるのではないでしょうか。講習会とは会場に集まった人たちに対し、講師がテーマに沿った学問・技芸などを話したり、実践したりして、参加者の知識・技能を高める教育の場として活用されています。英語ではLectureといい、生徒あるいは学習者に対し講義をする意味が含まれます。
その他にもよく似た言葉で、セミナーや研修会があり、それぞれに違いがありますので、下記表を参考にしてください。
用語 | 意味 |
---|---|
セミナー | 特定のテーマに沿って、参加者を集い、講習・研究発表を行う。 |
研修会 |
複数の受講者が一堂に会し、学び合う。 技術・知識を習ったり、得た知識を工夫して実践したりして、技量を高める教育の場。 |
■講習会を開催するメリット
新しい知識や技術を習得したいと思った時、あなたなら何から始めますか?
本を読んだり、YouTubeを見て学んだり、見様見真似で試してみたりなど、いまのご時世は学ぶ環境が充実しています。そんな中、講習会に参加するメリットはあるのかと疑問に思う人もいるかもしれませんね。
しかし、講習会だからこそ得られるメリット、それは実際に人と会うことです。
「百考は一行にしかず(数多く考えるだけではなく、行動するべき)」という言葉があるように、インプットばかりでは真の習得とは言えません。詳しい人に直接会いに行くことで、得られる情報の幅は飛躍するでしょう。
講習会は、プロから直接知識を学べるだけではなく、よりレベルの高い知識や技術を習得するチャンスと言えます。一般教養を覚えた次の行動として、講習会へ参加してみることはオススメです。
企業でも人材育成においてリスキリングの必要性を理解し、講習会という学びの場を重要視する声が増えつつあります。講習会は、新しい職業や現職で役立つスキルを習得・向上できる場として効率的と言えるでしょう。
■講習会の企画・準備の流れ
講習会の開催に向け、次の5つのステップに沿って準備してみましょう。
- STEP1.講習会のテーマを決定
- STEP2.ターゲット・目標・目的の設定
- STEP3.講習会の内容を企画
- STEP4.講師の選定
- STEP5.講習会当日の流れを事前確認
STEP1.講習会のテーマを決定
講習会を開催するにあたって、得られる知識や技術はどのようなモノか。参加者を想定したテーマを挙げていきます。最初から1つのテーマに絞るのではなく、思いつく限りのテーマを出すことが、よりよい講習会への第一歩です。
STEP2.ターゲット・目標・目的の設定
ターゲットでは「誰に対して講習を行うか」、目標では「どうなりたいか」、目的では「目標を達成するための具体的な行動」を設定します。
金融資産に関する講習会を例に考えてみましょう。ターゲットを「20~30代の働き盛りのビジネスパーソン」、目標を「月5万円の貯金をしたい」と設定した場合、目的は「固定費や無駄な支出を見直す」などが挙げられます。
講習後、参加者がどのような状態になってほしいか明確にしておくことが設定のコツです。
STEP3.講習会の内容を企画
講習会の開催にあたり、次の項目を決めていきます。
- 開催日
- 開催場所
- 対象者への告知方法
- 参加人数
- 担当講師
- 講習内容
講習会の規模に合わせて、会場の間取りや受講スタイルを決めていきます。講習会のテーマに沿う担当講師へ登壇を依頼するために、余裕を持ったスケジュール日程で準備を進めましょう。これらの項目以外にも講習会に合わせた項目を洗い出しすることは忘れないようにします。
STEP4.講師の選定
講習会のテーマに沿った講師を選ぶことはもちろんですが、参加者の層に合わせた講師であることも押さえておきたいポイントです。その業界で著名な人だったとしても、世代や年齢層によって認知度は異なります。
また講師の考え方が、今回開催する講習会の趣旨とマッチするかも確認しておきましょう。
STEP5.講習会当日の流れを事前確認
講習会当日の大まかな流れは下記項目になります。講習内容によっては、数時間で済むこともあれば、1日丸々使うべきこともあります。長時間に及ぶ場合、休憩や昼食のアナウンスも取り入れましょう。
- 会場設営
- 当日の流れを運営メンバーで確認
- 受付や会場案内
- 帰り支度のアナウンス
- 会場の片付け
- 参加者へのアフターフォロー
■講習会の会場を選ぶポイント
講習会の会場選びでは、次の4つのポイントを見ていきましょう。
(1)アクセスや立地
講習会会場へのアクセスの利便性は大切です。会場から最寄り駅までどのくらいなのか、会場へは迷わず行けるかなど、参加者の目線に立って選びましょう。
(2)会場の広さ
講習会の内容と参加人数の規模に合うか確認しましょう。講習会で実技やワークを行う場合、広さに余裕を持たせた方がよいです。
(3)会場の雰囲気
環境が与える人への影響は計りしれません。講習会ではただ教えるだけでなく、ブレイクタイムも重要です。会場の雰囲気が殺伐としているか、熱気に溢れているかで得た知識の定着は変わります。参加してよかったと思える講習会づくりを目指しましょう。
(4)機材や設備
会場にすでにある機材や設備を使えるかチェックしておきましょう。講習会の内容によって、自分たちで搬入する必要があるのか、施設の機材を使いたい場合の利用料など、会場によって異なります。
■講習会で必要なモノを準備しよう
講習会で必要な機材や設備について、以下のリストを参考に準備を進めましょう。これらの項目以外にも必要なモノがあれば追加していきます。
- パソコンやプロジェクター
- ホワイトボードやマイク
- 演台やレーザーポインター
- 看板類
- 音響や照明機材
■講習会を成功させるためには?
講習会を成功させるためには、参加者を集めることがネックです。どんなに優れた講習会であっても参加者がいなくては、開催の意義がありません。講習会への集客方法として、主に次の2つが挙げられます。
(1)オンラインでの集客
オフラインに比べ広告費がかからず、ターゲットを選定してアプローチできる集客方法であり、下記の媒体を利用することが多いです。
- SNS
- プレスリリース
- Web広告
- メルマガ
- 講習会専用の集客告知サイト
(2)オフラインでの集客
オンラインと比べ広告費用がかかりますが、開催エリア周辺への直接のアプローチとして、いまでも有効な集客方法です。下記の手法が長く活用されていますが、なかなか集客に時間や人を割けられない場合には、集客代行サービスを検討してみましょう。
- チラシやDM
- テレアポや訪問
■講習会を開催するならエッサム神田ホールへ
昨今、AIやITの向上で人が行うべき仕事のあり方が変わりつつあります。一人ひとりが自らの能力を高めることが求められるようになってきました。インプットの情報源は溢れんばかりの勢いで増えつつありますが、知識や技術を自分のモノにするとなると、限界があります。講習会では知識や技術を自分のモノにする場として、今後増えていくでしょう。
エッサム神田ホールでは、講習会の開催規模に合わせた会場をご用意可能です。少人数から大人数まで収容可能な貸し会議室があり、各部屋にはプロジェクターやスクリーン、ホワイトボードなどの講習会に必要な備品がございます。(詳しくは、「設備一覧」をご覧ください。)
また当館は、東京駅から1駅の神田駅より徒歩圏内にあるため、開催会場としても交通の便が整っております。館内のテーブルは長テーブルだけではなく、一人用机も完備しているため、講習会の内容に合わせた柔軟なレイアウトが実現可能です。
講習会の会場としてふさわしいか、事前見学が可能です。見学の際には、館内の常駐スタッフがご案内いたしますので、どんな些細なことでもご質問ください。