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採用率が格段に上がる新卒向け会社説明会のレシピ
2018年 03月 29日

近年では、経団連を中心に新卒採用の時期の見直しがあり、3月から新卒採用をスタートさせる企業が増えてきています。近年では少子化の影響が大きく、新卒の確保が難しくなっている企業も多いのではないでしょうか。
新卒採用において、重要な要素となるのが会社説明会ですが、残念ながら毎年代わり映えのしない説明会を継続している企業も少なからずあります。
会社説明会を成功させるためには、目の前に座っている学生を魅了する必要があります。
採用率が格段に上がる会社説明会レシピをご紹介していきます。
目次
情報はスマホで検索すれば手に入る
会社の情報はスマートフォンで検索すれば簡単に手に入る時代です。
それでも会社説明会に足を運んでくれているわけですから、インターネットでは伝わりきらない内容を体験、体感してもらえる場を作ることが成功の鍵と言えます。
学生が知りたいことを3つにまとめると
1. ベネフィット(得られるもの)
2. ワークスタイル(職場環境)
3. ヒューマンリレーションズ(人間関係)
の3点だと言われています。この3つの要素で 「この会社で働きたいと思えるか」が勝負のポイントとなります。
学生が知りたい3つのこと
1.ベネフィット(得られるもの)
最近の学生の傾向は、会社選びにはわかりやすいベネフィットを重視する傾向があります。
そのため、会社の沿革や取り扱い商品などを説明しても、心をつかむことはできません。
具体的にその会社で働くことで、1年後、3年後、5年後・・に何を得られるのか、例えば給与、福利厚生や休暇制度など具体的なベネフィットの提示が必要です。
具体例としては活躍している営業社員にエピソードを交えて語ってもらう方法が単純ですが効果的な方法です。 学生にとっては数年後の自分の姿を想像してもらう上で身近な存在ですし、人事担当よりも客観的に伝わる効果があるからです。
2. ワークスタイル(職場環境)
学生にとっては大学を卒業後、その会社に入社したことで自分がどのような姿で仕事をしているか、具体的にイメージできることがとても重要です。
ここでは新卒学生とできるだけ年の近い入社2年目の先輩社員から直接ワークスタイルを語ってもらうと効果的です。
自分自身の入社1年後の姿をイメージしながら話を聞き、興味関心を持ってもらうことができるようになります。
3. ヒューマンリレーションズ(人間関係)
会社組織で働く以上、一人で仕事をするわけではありませんから、職場の人間関係は大変気になるところです。お局はいないか?パワハラ上司はいないか?など社内の雰囲気について、先輩社員に語ってもらうのがよいでしょう。
会社説明会へわざわざ足を運ぶ理由とは
本音を聞きたいから
求人広告や会社のホームページでは伝えきれない、仕事の本質的な部分や社員の本音をダイレクトに聞けるからこそ、会社説明会の存在意義があります。
新卒学生も就職活動をするにあたってある程度、インターネットや就活情報誌で企業のことを調べて来ます。
しかし、わざわざ会社説明会に来るのには、インターネットや就活情報誌では知ることの出来ないリアルな情報を知りたいという思いがあるからです。
担当者は、会社の利点だけではなく、失敗体験談やクレーム対応など、実情を踏まえて説明の中での仕事でのリアルな体験を伝えると学生にとって興味関心を得られやすいです。
空気感を感じたいから
説明会に参加する学生にとって、興味関心のある企業には積極的に参加していくかと思いますが、会社内容と同時に自分の興味を持っている会社はどういった同世代のライバルがいるのかという空気感を感じ取れるのも説明会のメリットとして、利用している学生もいます。
また、興味関心を持っている会社で働いている人から生の声を聞けるのは学生自身にとって貴重な機会でもあります。ただでさえ、説明会という緊張感が漂うなか、学生がリラックスして「この会社の面接受けようかな」とアクションを促せるか、説明会の担当者に求められるスキルと言えます。
開催の度に進化するのが採用力の高い会社
説明会を行うことで、学生だけでなく企業側にも有益な事があります。説明会の時、担当者は自社にどういった学生が興味関心を持っているのかを現場でリサーチすることができ、学生の興味関心のポイントによって、臨機応変に自社の魅力を伝える方法を変えていけるより良い機会となります。
実際に、採用力の低い会社と高い会社の違いとして、毎回同じ内容の説明会で終えてしまうところとそうでないところがあります。
参加した新卒学生にアンケートに協力してもらい、結果を分析をすることで、次回開催の会社説明会をより新卒学生に響く内容に進化させることが企業の採用力を高める近道となります。
この会社で働きたくないというネガティブな視点の対策が必要
会社説明会の基本的なスタンスとして、新卒学生に「この会社で働きたい」と思ってもらえるような組み立て方、つまりポジティブな視点を意識した構成が多いでしょう。
逆に「この会社では働きたくない」というネガティブな視点からのアプローチはおろそかにしがちですが、実はこの点は意外に重要です。
新卒学生がこの会社を「選ばない理由」を分析することで、会社の強みの見せ方やプレゼンテーション力にも大きく差が出て来ます。
会社に対する学生の不安や悩みのネガティブな面を解消することで、応募しない理由をつぶすことができます。
不安や悩みなどのネガティブな要素を取り除くからこそ、ポジティブな内容が彼らの心に届くわけです。この視点を取り入れることで、より彼らの視点に寄り添うことができます。
最後に忘れがちなのが説明会会場へのアクセスと設備
新卒向けの説明会を成功させるためには、学生のニーズに合わせた会場運びも重要な要素の一つです。都内在住の学生であれば、さほど影響はありませんが、都内在住の学生には新幹線や夜行バスが集中する東京駅からのアクセスの良さは会社説明会の参加率にかなり影響します。
エッサム神田ホールは神田駅から徒歩1分で、東京駅からも1駅という立地で設備も充実しているため、都内在住の学生だけではなく、地方在住の学生の会社説明会に足を運ぶという心理的負担を軽減することができます。まずは会社説明会へ来てもらわなければ話になりません。
また、当日の進行をスムーズに行うためには、充実した設備と段取りがあってこそ。
エッサム神田ホールでは会社説明会の開催経験が豊富なプロのスタッフのアドバイスが可能です。会社説明会を成功に導きましょう。
まずは、お気軽にご連絡ください。
